あなたの火災保険、水害の補償はありますか?


 殆どの方が火災保険はご準備されていることと思いますが、あなたの火災保険証券の保険種類は「何保険」と書かれていますか?ご存知ない方も多いと思いますが実は火災保険は1種類だけではないのです。一口に火災保険と言ってもいくつか種類があり、補償の範囲がかなり違います。是非1度火災保険の証券をご確認下さい。ご確認いただきたいポイントは以下の3点です。

ポイント@ 今、各地で起きている水害、土砂崩れなどの雨の損害が補償されるものと補償されないものの2種類があります。
ポイントA 地震保険は火災保険に自動的に付くものではないので地震が補償されているか確認しましょう。
ポイントB 建物と家財はそれぞれ加入する必要がありますので建物と地震、家財と地震と4項目を付保しなければ全てカバーしていることにはなりません。
 火災保険は加入するのは簡単ですが、保険の付け方が意外と難しい保険なのです。是非、一度証券を確認してみましょう。
保険種類と補償範囲の早見表

専用住宅

住宅火災

住宅総合

事務所等

普通火災

店舗総合

火災

落雷

破裂・爆発

台風・雪災等

衝突、落下

×

水濡れ

×

破壊行為

×

盗難

×

水害(70%の補償)

×

○は補償されます。×は補償されません。

地震で家が倒壊してしまった!柱が一本残ったら全損じゃない?

 
 皆様もこの話はよく聞くのでないでしょうか?「地震保険は殆ど支払ってもらえない」とか「柱が一本残ったら全損ではない」など。お住まいが地震の被害に遭われた場合、どういう基準でのお支払い方法になるのでしょうか?
 まず、覚えておきたいのが、地震保険は国と損保会社が協同で運営する制度です。利潤は一切頂かず、皆様の保険料は準備金として積立られるという保険です。大規模な地震が発生した場合、被害が甚大になるのは誰もが想像できると思います。それを保険で補償するのですから、国じゃないとできません。そして出来るだけ多くの被害者を救済することが目的ですので、地震保険はご加入されている火災保険金額の50%まで(最大5,000万円)しか付保できない仕組みになっています。
 例えば、住宅に3,000万円の火災保険を付けている方は1,500万円までの地震保険しか加入できません。そして、地震の被害に遭われた場合、損害の評価は建物、家財とも3種類しかありません。

支払い評価

損害の程度

判定

支払

建物(時価の)

家財(時価の)

@ 全損

100%

50%以上

80%以上

A 半損

50%

20〜50%未満

30〜80%未満

B一部損

5%

3〜20%未満

10%〜30%未満


 地震保険の支払いが少ないと感じられるのは、火災保険の50%までしか地震保険に加入できないからです。また、建物が時価50%以上損害を受ければ全損扱いなので、柱一本残ろうが、それは全損扱いとなり、ご契約金額の100%が受取れます。(火災保険金額の50%)

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(平成16年第5号より抜粋)